多発性骨髄腫
多発性骨髄腫は、骨髄の中にある形質細胞ががん化する、
血液のがんです。
骨髄の中にある形質細胞は、
免疫グロブリンという抗体をつくる働きがあります。
しかし、がんになると、骨髄腫たんぱくだけ大量に生産するため、
正常な免疫グロブリンが減少します。
そうすると、その結果、免疫力が低下し、
肺炎や、感染症を起こしやすくなります。
そして、この病気の主な原因は、放射線被ばくや、
化学物質との長期にわたる接触、
染色体の異常などが考えられます。
このがんは、初期症状がほとんどありませんが、
進行すると、骨の痛みを感じるようになります。
そして、症状が悪化すると、
全身に痛みを感じるようになります。
なかでも、腰や胸、背中などの痛みが多いようです。
また、さらに進行すると、骨折や全身のだるさ、めまい、
息切れ、発熱、出血などの症状もあらわれます。
治療方法は、細胞の増え方や、進行によって異なりますが、
主な治療は化学療法になります。
その他、がんの広がりが少ない場合や、初期であれば、
放射線療法や外科療法が行われる場合もあります。
多発性骨髄腫は、現在のところ治すのが難しい病気ではありますが、
それでも医療の進歩により、予後は少しずつ改善されてきています。
日常生活を送る際も、症状があるからといって、
必ずしも安静というわけではありません。
しかし、外出するときは、マスクの着用や、うがいをして、
感染予防を心がけましょう。
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