精巣癌(睾丸癌)
精巣は、男性ホルモンを分泌し、精子をつくる働きのある場所で、
そこにできる癌を精巣がんといいます。
発症率は、それほど高くありません。
しかし、他のがんが高齢者に多く発症しているのに対し、
この部位は、若年層に多いという特徴があるので、恐れられています。
年齢でいえば、15歳~35歳くらいの発症率が、
最も高くなっています。
そして、原因はほとんどわかっていませんが、
停留精巣や精巣発育不全のひとは、そうでない人に比べ、
リスクが高くなっています。
初期症状として、睾丸のはれに気がつくことが多くなっています。
他の病気の場合、熱や痛みを伴いますが、
この部位の場合、腫れるだけで、痛みや熱はありません。
進行すると、鼠径部の鈍痛や腰痛、呼吸困難、
頸部のしこりなどの症状も現れます。
主な治療方法は、外科手術による精巣摘出になります。
また、がんの進行具合や、患者さんの状態によって、
抗がん剤治療を併用することもあります。
この部位の患者さんは、
受診しにくい場所でもあり、若い人が多いので、
がんになるという認識もあまりなく、
早期発見が遅れてしまうことがあります。
精巣がんは、他のがん同様、早期発見、
早期治療が予後に大きく影響を与えます。
そして、進行が早く、転移しやすいという特徴があるので、
できるだけ早く気がつくことが重要です。
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